- ボトックスの安全性について
- ボトックスと併用するのに注意を要する薬
- ボトックスの治療に注意を要する場合
- ボトックスの治療に注意を要する場合
- ボトックス 治療できない場合
- なぜシワができるの?
- ボトックスのしわ取り
- ボトックスとは その2
- ボトックスとは
ボツリヌス菌のカテゴリのところで、ボツリヌス菌の猛毒性についていろいろご紹介してきましたが
そんな恐ろしい菌が原料になっているものを注入して大丈夫なの?
と不安になってしまわれる方もいらっしゃったかもしれませんね。
では、改めて、ボトックスの安全性についてご紹介しましょう。
ボツリヌス菌による食中毒を引き起こすには、ボトックス30000単位以上が必要とされています。
1回の治療に使用されているボトックスの量は、5-100単位以内です。
ですから、治療によって中毒を起こす可能性は全くないといってよいでしょう。
ボトックス治療による、アレルギーもほどんとないと考えられていますので、アレルギーテストも通常行われていません。
極めて稀に、アナフィラキシーのような症状が現れたという報告もあるようです。
高い安全性と実績を持つ米国Allergan社の純正製剤が使用されていればまず安心といってよいでしょう。
※アナフィラキシー
ハチの毒や食物、薬物などが原因で起こる、急性アレルギー反応のひとつです。
じんましんや紅潮(皮膚が赤くなること)等の皮膚症状や、ときに呼吸困難、めまい、意識障害等の症状を伴うことがあります。
ボトックスを注入する際に、併用すると副作用を高める可能性のある薬があります。
以下にご紹介する薬剤を使用中の場合は、必ずその旨を担当医師に伝える必要があります。
服用中の薬がボトックスと相互作用を起こし、症状が悪化する可能性があるからです。
1 筋弛緩作用を有する感染症の抗生物質等
・塩化ツボクラリン、ダントロレンナトリウムなど
・塩酸スペクチノマイシン
・テトラサイクリン抗生物質
・リンコマイシン系抗生物質
・アミノグリコシド系抗生物質(硫酸ゲンタマイシン、硫酸ネオマイシンなど)
・ポリペプチド系抗生物質(硫酸ポリミキシンBなど)
・抗痙縮剤(バクロフェン)
・抗コリン剤(臭化ブチルスコポラミン、塩酸トリヘキシフェニジルなど)
・ベンゾジアゼピン系薬剤及び類薬(ジアゼパム、エチゾラムなど)
・ベンザミド系薬剤(塩酸チアプリド、スルピリドなど等)
2 キニジンなどの心臓に使用される薬剤
3 ボトックスの作用とは逆の症状に使用される薬剤(重度の筋無力症やアルツハイマー治療薬など)
上記以外の薬(使用中の処方薬、市販薬ならびにハーブ製品)などの情報も念のために施術を担当する医師処に伝えておくようにしましょう。
ボトックス注入を行う際に、注意を要する場合をご紹介しましょう。
以下↓のような状態の場合は、クリニックによっては、症状が安定するまで、注入を見合すところもあります。
・慢性の呼吸器障害がある
・高齢者(65歳以上)
・神経筋の疾患を持っている
・心臓・血管系の疾患を持っている
通常、高齢者は生理機能が衰えているため、注入にあたっては少量から開始し状態をみながら慎重に対処されています。
ボトックスの製造元であるアラガン社では、美容目的でのボトックスの対象年齢を18歳〜65歳として、FDAの承認を得ています。
ボトックス注入を行う際に、注意を要する場合をご紹介しましょう。
以下↓のような状態の場合は、クリニックによっては、症状が安定するまで、注入を見合すところもあります。
・慢性の呼吸器障害がある
・高齢者(65歳以上)
・神経筋の疾患を持っている
・心臓・血管系の疾患を持っている
通常、高齢者は生理機能が衰えているため、注入にあたっては少量から開始し状態をみながら慎重に対処されています。
ボトックスの製造元であるアラガン社では、美容目的でのボトックスの対象年齢を18歳〜65歳として、FDAの承認を得ています。
ボトックスの治療は誰でもできるというわけではありません。
以下↓にご紹介するように、ボトックスの副作用によって危険な状態に陥る可能性のある場合は、使用を禁止されています。
・ボトックスを注入する部分に感染症を持っている
・ボトックスの成分の中のどれかに過敏に反応する
・ケロイド体質
・他の注入剤が注入部位に残っている
・妊娠している
・妊娠する予定のある
・母乳で子供を育てている
・ALS(筋萎縮性側索硬化症、ルー・ゲーリック病)
重症筋無力症 ランバート・イートン症候群など
・上記以外の全身性の神経筋接合部の障害を持っている
・重度の呼吸機能障害を持っている
などです。
どうして、シワができてしまうのでしょうか?
肌は、真皮や表皮などのいくつかの層にわかれています。
真皮層には、コラーゲンやヒアルロン酸が豊富に含まれています。
このヒアルロン酸やコラーゲンは、肌の水分を保つために大変重要な役割を果たしています。
しかし、残念ながら、歳をとるにつれて減っていってしまいます。
ヒアルロン酸・コラーゲンが減ってしまうと、肌の水分を保つ力が鈍くなっていき、
その結果、肌は、乾燥しやすく、シワ・たるみができやすくなるのです。
さらに、歳をとると、肌の皮下脂肪も減ってしまうので、それもシワの原因ともなります。
これらの原因に対しては、肌にヒアルロン酸やコラーゲンを補給するなどして、肌の保水力を高めることで、ある程度、予防・改善することができます。
また、表情筋の動かし方のクセにより、眉間や額、目尻などにシワができてしまいます。
いわゆる表情ジワです。
残念ながら、表情ジワは、肌の保水力を高めただけでは、あまり改善効果が望めません。
そこでボトックスの出番です。
ボトックスは、表情ジワに対して優れた効果を発揮します。
ボトックスは、全てのしわに効力を発揮するというわけではありません
効力は、主に顔の「表情筋の影響」によってできる表情ジワに限られています。
表情筋は大きく、額、目の周囲(眼輪筋)、頬から上唇、口の周囲(口輪筋)、下唇から顎に分けられます。
加齢にともない、顔のしわは目立ってきますよね。
特に、目じりのしわや、口の周りのしわ、眉間に刻まれるしわ、額のしわなど、
気になるしわは、全て表情ジワであるといっても過言ではないでしょう。
すなわち、全てのしわに効力を発揮するわけではないとはいえ
ボトックスは気になるしわに効力を発揮するといえるでしょう。
ボトックスという名前は、治療法ではなくて
アメリカの製薬会社であるAllergan(アラガン)社によって、登録商標されている、れっきとした商品名なのです。
他社の製品もありますが、日本の厚生労働省では、「ボトックス」のみが認可されています。
ボトックスは、もともと、眼瞼痙攣や斜視などの治療目的で、FDA(米国食品医薬品局)に使用が認められていたのですが、その効果が「しわ取り」にも応用できることから美容目的として使用されるようになったのです。
それまで「しわ取り」といえば、フェイスリフトのような、メスを使用しての大掛かりな施術しかなかったため、しわの部分に注入するだけという手軽さが評判になり、美容目的としては承認されていなかったものののじわじわと広がって行ったようです。
2002年04月に、眉間のシワ治療薬としてFDAに承認されてからは、世界中の美容外科医たちに浸透していったようです。
日本では、眼瞼痙攣などの症状緩和を目的とする傷病治療薬として、1997年04月より使用が認められました。
しかし、現在でも美容目的としての使用は認められていません。
ですから、医師の個人輸入という形で米国などから入手するという方法がとられています。
ボトックスとは何か?
ずばり、
「しわ取りの秘密兵器」
となる注入剤だといえるでしょう。
もともとは、医療現場で使用されていた神経麻痺剤であったようです。
眉間のシワ治療薬として米国のFDA(米国食品医薬品局)に承認されてから、美容目的として使用されるようになりました。
ボトックスの成分は、ボツリヌス菌から抽出されています。
ボツリヌス菌とは、ブドウ球菌と並んで、食中毒の原因となる代表的な菌です。
このボツリヌス菌の毒素は、表情筋を動かす顔面神経を麻痺させることができます。
表情筋は、顔の表情を生き生きと見せてくれる筋肉でありますが、あまり頻繁に動くと、動かしたところがしわになってしまいます。
ボツリヌス菌の毒素で表情筋の動きを鈍らせることによりしわをなくそうというわけなのです。
毒素とはいえ、人体に注入される前に生理食塩水で希釈され、注入する量も、人体に悪影響を及ぼすとされる量のさらに300分の1以下なので安全です。
数箇所に注射するだけでしわを消し去り、手軽に若返ることができるということで、北米を中心に、大変な人気を博している美容法となっています。